成功したかったら孤独になろう!
※この記事は読者にとって有益と思われる商品のPRを含みます
記事のタイトルを見て、えっ!と思う人もいるかも知れません。孤独になるのは人生において不利になるのでは?
世間的にはたくさんの人脈を作って社交的に振る舞うことが成功の秘訣だと言われ、実際そう思っているし…。
「孤独だと辛い…。」「後ろめたい…。」「世間体が気になる…。」「居心地が悪い…。」といったマイナスのイメージが強いと思うかもしれません。
しかし孤独でいることはそんなに悪いことなのでしょうか?
本記事では孤独が人生に与える良い影響と、群れることの弊害について考えて、なぜ孤独が良いのか解説していきます。
群れている人に自分自身の人生を生き、楽しみを享受している人はいるのでしょうか?
群れる人の場合を考えてみましょう。その人は社交的で、毎日誰かしらと会って楽しく過ごしています。
毎日が充実して、何の不満もなさそうに思えるかも知れません。
しかし実態を見てみると、ほとんど無意味な中身の無い会話をして時間の浪費をしています。大抵は自分の身の回りの環境の不平不満を言って共感し合ってそれで終わっています。
本人たちは自覚していないかも知れませんが、群れることそのものが目的となり、それで安心しきっています。
そしていざ危機に直面すると、その仲間内で誰も解決できず、責任をなすりつけあってちりじりに分解するのがお決まりのパターンです。そしてまた別の群れを作って、互いの不平不満を言って消耗していきます。
群れる人に頭が良い人はいません。何故なら自分で考えなくなるからです。
群れていると自分で考えることが面倒になり、誰かが当てずっぽうで適当に考えたことに乗っかってしまいます。
たとえそれが間違った選択でも「みんながそういっているから」といって、一緒の泥舟に乗って沈んでしまいます。
1割の極少数が正しいことを言っても、残りの9割の群れはそれを理解できないので必然的に賢い人は群れを避けるようになります。
誰かと会ってお話しをして充足感が得られるかも知れませんが、何か収入アップのためのスキルや自己実現のためのヒントが得られたことがあったでしょうか?
おそらく知っていても言わない。もしくは同じレベルの集まりなので、お互いに何も知らない可能性が高いです。(と言うよりそんな話自体しないかもしれませんが…。)
そんな状況にいて果たして成功できるでしょうか?
古い人というのは新しい考え方や仕組みに対応できない、いわゆる時代遅れな人になりやすいということです。
人は長い間ある集団に属するとその組織特有の珍妙な考えに囚われていきます。地元の小学校、部活動、大学のゼミ、自分の職場、世代間で考えてみてください。
例えば筆者は大学のゼミでは半ば洗脳施設のような状況でした。教授が決めた偏った思想に基ずく研究内容の画一化だったり、資料の見せ方のルールであったりと、実社会で通用しないことばかり教えられていました。
実際、そんな状態で社会に出ても会社組織では会社のルールや、考え方(これが会っているとは到底思えませんが…。)にまた洗脳され直す作業が発生してしまい、余計な苦労をしてしまいます。
そんな状態の中でも、絶対にこれは違うと頑なに受け入れられない考えが余計に軋轢を生んでしまい、不必要な気苦労が発生してしまいます。
筆者は古い人と関わるのは百害あって一利なしと考えています。基本的に最低限の付き合いだけを確保して自分のために時間に費やしています。
一つ考えてみたいことがあります。
・社会的な業績を残す人
・独立して事業で成功する人
・趣味を追求してプロとして生きている人
これらの人は皆孤独ではないでしょうか?成功者は孤独の中で常に研鑽してきた人で、逆に群れている状態は、前項で書いたようにただ時間を浪費しているだけの状態です。
成功するためには時に孤独を経験することが不可欠です。孤独な時間にはあれやこれやを考えることがあるでしょう。最初は世俗的な悩みに溢れた状態になるかもしれません。
ただそうして長い時間、自分の思考を深めていくと、より本質的な問いに直面することになると思います。
自分と向き合う時間が増えるので普段忙しくて考えが巡らなかったことについて自問自答をすることになります。
自分への問いの反復が止めどなく行われていき、心に蓋をしていたことが現れてくることがあります。
・自分は本当は何がしたかったのか?
・忙しいことを理由に避けてきたいつかはやってみたかったこと。
・辛いけど生活のためにイヤイヤ我慢している無意味な仕事。
・本当に生涯をこの会社で過ごして良いのだろうか?
・何となく続けている無駄な習慣…。
など、これに限らず自分の本心を再発見できることもあります。
自分がしたかった事、心に引っかかっていたこと、辞めたいことが自ずと明確になってきます。後は現状と照らし合わせて一つずつ対処する為に策を練ることが可能になります。
これが成功の最初の足掛かりとして機能します。一旦孤独の時間を確保してみましょう。
孤独な時間が自己発見や内省を手助けします。個人が自分自身や自分の目標について深く考えることができます。
・自分にはどんなことが向いているのか?
・何であったら時間を気にせず夢中になれるか?
・自分は何がどの程度欲しいのか?
また、孤独な状態は脳のDMN「デフォルトモードネットワーク」が活発になり、アイデアの結びつきや新しい発想が生まれやすくなります。
DMNとは、ぼんやりしている状態に活発になる脳の神経回路のことです。DMNが活発になると…、
というメリットがあります。普段孤独に慣れていない人がDMNの状態をうまく活用すれば、人生観がガラッと変わるような新たな発見ができるかもしれません。
ここでいう資源とはお金、時間のことです。孤独な状態になれば信じられないくらい余裕が生まれます。
週1〜2回の無駄な飲み会をやめるだけで、6000〜8000円は節約になるでしょう!
上記の値段で考えると週2回の飲み会をやめるだけで単純計算で年間約31万8000〜42万4000は浮きます。これだけの金額があったら新しいことを始めるには十分な金額です。
コミュニティに所属しているだけで無駄な出費が発生します。その場のノリで買ってしまうよく分からない衣服、装飾品、民芸品。
観光地価格のレストラン、カフェでの不必要な飲食代。一緒に活動するために買う釣り道具やゴルフ用品…。
こんなつまらなくて不毛な思いは少なくとも筆者のブログの読者にはしてほしくないです。
こんなものにお金を使っていたら、自分のために使うお金がなくなってしまいます。飲み代に加えて上記の無駄な出費を抑えれば年60万円程度は節約できるかもしれません。
浮いたお金と時間は自分に投資しましょう。新しい趣味を始めてそれを極めるための時間に充てれば、新しい仕事につながるかもしれません。
よく言われる事ですが「1万時間の法則」を一つの目安として取り組むと良いでしょう。「1万時間の法則」は何か特定のスキルや活動に1万時間を費やすことで、その分野での卓越した実力を身につけることができるという法則です。
もちろん個人差も向き不向きもあると思いますが、全く身につかないことはないでしょう。
ただ付き合いという理由だけで無限に浪費される時間を考えれば、自分に時間を使った方が圧倒的に有益です。
もちろんスキルアップの時間に当てるのも良いでしょう。1万時間を充てればかなり難易度の高い資格やスキルを身につけられるかもしれません。
自分の今いる環境に強い不満があるのであれば、転職も視野に入るでしょう。そのスキルで、より好条件で自分の強みを活かした快適な職場を見つけられる確率が大幅にアップします。
また、「そもそも組織のルールに縛られたくない。」「人付き合いはもうたくさん。」という人はフリーランスの道があります。
自分の腕で、自分の快適な環境で、自分の責任で生きていきたいと思う人は、フリーランスの可能性に自分の資源を全集中してみましょう。新たな道が切り開かれるかもしれません。
孤独の重要性を説いた本は数多く存在します。その中でも筆者が勧めたい孤独に関する本を紹介します。
ちょうどいい孤独 60代からはソロで生きる [ 鎌田 實 ] 価格:1540円 |
「ちょうど良い孤独」というタイトルです。自分らしく生きるためのヒントが詰まっています。自分が納得するための生き方を見つけるのに非常に役立つと思います。タイトルから定年後の話かな?と思われるかもしれませんが、むしろ若い人に薦めたいです。人はやっぱり最後には一人で亡くなるものということを認識させてくれると同時に、孤独に対する認識を考えさせてくれる本です。